乙6 / 化学泡消火器の内筒
図は化学泡消火器の内部構造を示したものである。内筒と外筒について、正しいものは次のうちどれか。
- 内筒には圧縮ガスを封入し、外筒の薬剤を押し出す
- 外筒と内筒に同じ薬剤を入れ、二重にして漏れを防いでいる
- 外筒と内筒に別々の薬剤を入れ、転倒させて混合し反応させる正解
- 内筒は消火剤をろ過するためのもので、薬剤は入れない
解説
化学泡消火器は外筒と内筒に別々の薬剤を保持し、本体を転倒させて両者を混合することで化学反応を起こし、泡を発生させる。圧縮ガスを使う方式ではないので、内筒にガスを封入するという説明は誤り。この構造のため、転倒すると意図せず反応が始まる。粉末消火器と違って転倒防止措置が必要になるのはこのためである。
実技・鑑別(法令に規定なし)
化学泡消火器の作動原理(外筒と内筒で薬剤を分け、転倒で混合させる)。規格省令第34条は内筒の構造・強度・液面表示を定めるが、作動の仕組みは書かれていない。