甲4 / 光電式スポット型の開口
図のウの感知器で、側面を取り巻くように設けられている開口の役割として、正しいものは次のうちどれか。
- 周囲の空気を内部の暗箱に取り入れ、煙の有無を検出できるようにする正解
- 内部で生じた熱を外部に逃がし、周囲の温度上昇による誤作動を防ぐ
- 内部に結露した水分を外部に排出し、絶縁不良を防ぐ
- 外部の光を内部に取り入れ、受光素子に光を当てて動作させる
解説
ウは光電式スポット型感知器で、周囲の空気が一定の濃度以上の煙を含むに至ったとき、一局所の煙による光電素子の受光量の変化により作動する。側面を取り巻く開口は周囲の空気を内部の暗箱に取り入れるためのもので、虫の侵入を防ぐ網が張られていることが多い。暗箱は外光が入らない構造にしてあり、内部の光源から出た光が煙の粒子で散乱して受光素子に入る量が変わることを利用する。外光が入ると煙による受光量の変化を検出できなくなるので、光を取り入れる目的の開口ではない。熱を逃がすためのものでも、水分を排出するためのものでもない。
実技・鑑別(法令に規定なし)
感知器の外観の各部が何のためにあるかを問うもの。法令は光電式スポット型の作動原理と感度を定めているが、開口部の役割そのものは定めていない。