甲4 / リーク孔の役割
図の3は、空気室と外部をつなぐ小さな穴である。この穴の役割として、正しいものは次のうちどれか。
- 空気室に入り込んだ煙を外部へ排出し、内部の汚れを防ぐ
- 暖房などによる緩やかな温度上昇のとき、膨張した空気を逃がして作動しないようにする正解
- 接点が閉じたあとに空気室の圧力を高め、接点が開かないようにする
- 火災のとき、外部の熱気を空気室に直接取り入れて作動を早める
解説
3はリーク孔である。差動式スポット型感知器は周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったときに作動するもので、暖房や日射による緩やかな温度上昇では、膨張した空気がこの穴から逃げるためダイヤフラムが押し上げられない。火災のように急激に温度が上がると、穴から逃げる量が追いつかず空気室の圧力が上がって接点が閉じる。この感知器は熱で作動するものなので、煙を排出するための穴ではない。接点を保持する働きも無い。
実技・鑑別(法令に規定なし)
感知器の内部構造の部位の働き。法令は空気管式についてリーク抵抗を容易に試験できることを求めているが、リーク孔が何のためにあるかは定めていない。