甲4 / 定温式スポット型の受熱部
図のイの感知器で、下面の中央に突き出している格子状の部分の役割として、正しいものは次のうちどれか。
- 感知器を天井面から離し、振動の影響を受けにくくする
- 周囲の空気を内部に取り入れて煙を検出させる
- 作動したときに閉じる接点を外部の衝撃から保護する
- 周囲の熱を受けて内部の感熱素子に伝える正解
解説
イは定温式スポット型感知器で、一局所の周囲の温度が一定の温度以上になったときに作動する。下面の中央に突き出した格子状の部分は受熱部で、周囲の熱を集めて内部のバイメタルなどの感熱素子に伝える働きをする。熱を早く受け取れるように表面積を広くとってあり、本体の側面や下面にも開口が設けられている。バイメタルは熱膨張率の異なる2枚の金属を貼り合わせたもので、温度が上がると反り返って接点を閉じる。この開口は空気を取り入れて煙を検出するためのものではなく、定温式スポット型は熱で作動する。接点は感知器の内部にあり、この部分で保護されているわけではない。
実技・鑑別(法令に規定なし)
感知器の外観の各部が何のためにあるかを問うもの。法令は定温式感知器の公称作動温度と感度を定めているが、受熱板という部位の役割そのものは定めていない。