甲4光電式スポット型(散乱光式の原理)

図では、3が出した光がそのままでは4に向かわない配置になっている。このような配置にしている理由として、最も適当なものは次のうちどれか。

光電式スポット型感知器の断面図。1は左右の開口部にかぶせてある目の細かい網、2は開口部の内側に並ぶ斜めに立てた板の列、3は光を出す素子、4は光を受ける素子、5は内側を黒くした外郭。3が出した光はそのままでは4に向かわない配置で、煙の中で向きを変えた光が4に届く経路が破線で描かれている
3と4の配置について問う
  1. 3が出した光を4が直接受けている間だけ、作動させるため
  2. 4が受ける光の量を常に一定に保つため
  3. 外部から入った光を4が受けないようにするため
  4. 煙の粒子に当たって向きを変えた光を4が受けたときに、作動させるため正解

解説

光電式スポット型感知器は、内部に入った煙の粒子に光が当たって向きを変え、その光が受光素子に届くことで作動する。煙が無ければ受光素子に光はほとんど届かず、煙が入ると届く光が増える。だから光源と受光素子は、直接向かい合わないように配置する。3の光を4が直接受けている状態を基準にして、その光がさえぎられたときに作動するのは光電式分離型感知器の考え方であり、この配置とは逆である。受ける光の量を一定に保つための配置でもない。外部の光の侵入を防ぐのは、開口部の網と斜めの板の列、内側を黒くした外郭の役目である。

実技・鑑別(法令に規定なし)

感知器の作動原理。法令は光電式スポット型感知器を「周囲の空気が一定の濃度以上の煙を含むに至つたことを検出する」ものとして定義するにとどまり、内部の光学的な配置は定めていない

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